【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。

1話　突然の発表 ページ3

それは、ある日の昼下がり。








「あ！.....ねぇ、A〜？あのね〜、お母さんたちさ、明後日からアメリカ行くのよね〜｣

『ほーん..........はぁ？』







えっ、なんて？ア、アメリカ？？？


それを聞いたとき思わず、私は自分の耳を疑った。何、今お母さんアメリカって言ったの？嘘、え、はい？明後日？

............え？？？(混乱)









『お、お母さん？明後日から.....？今日エイプリルフールじゃなくね？？え？？？(大混乱)』




「うん。だから本当なのよ〜。それでね、Aに選んでほしいことがあるんだけど＿＿＿」

『いや待ってぇ！！？まだなんっっっっにも理解できてないからぁ！？！！？！(必死)』

「お母さんに似て理解遅いわよね〜、Aったら｣









いや、理解遅いとか余計なお世話だわ。というか、こうなってる原因はそっちにあるんだよ......？わかってる？？

ちゃんと自覚してくれお願いだからッ！！(切実)



......いや、うん.......状況が全くと言って良いほど掴めてないけど、とりあえず状況整理といこう。


・うちの母親が唐突に話し始めた

・明後日からアメリカ行くらしい

・私は中学卒業して高校にまだ入ってない状態

・もう受験終えて受かってる




................あ、あっれれぇ？おっかしいぞぉ？(滝汗)

あれ？これ私アメリカ行けなくない？高校から一人暮らし系の？部屋をごみ屋敷にする自信ならあるけど大丈夫か？？？









『お母さん？あれ、私は.....？いや英語とか無理だよ？というか英語って地球人の言葉じゃなくない？？？(あたおか)』


「も〜おバカさんね〜、Aはどっちを選んでもOKにしてあるの。それで、アメリカに一緒に来るか母さんの知り合いの息子さんと暮らすか、どっちが良い？｣

『お母さんの知り合いの息子と暮らすとか気が遠くなりそうだけどアメリカに行くのは死ぬほど嫌です(即答)』









こちら菅野 A。人生(おそらく)最大の選択を、一瞬で決断しました。


でっでもでもだって、「英語？ナニソレオイシイノ？」状態の私がそのままアメリカ行くとかもう終わってんじゃん！？！？？(必死)

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