【鬼滅の刃】偶然、または必然か【ハンターハンター】

3話　黒い髪の人 ページ5

「ﾋｬﾊｯ、愉快だなぁ愉快だなぁ！｣

『こっちはとんでもなく不愉快だけどね』


一定の距離を保ちつつ相手の出方を伺う


スピードは私の方があるし、武器はおそらくあの長い爪と牙だけ

それでも自信があるのは何故か

...何か、奥の手があるな


"【自らの命】(マインリアリティ)"


円で周囲も警戒をしつつ、念能力を発動させる

これで軽い怪我なら心配はいらない



『残念、このゲーム私が勝たせてもらうよ』



ﾊﾞｧﾝｯ

まずは足だ

動きを止めてから脳天を撃ち抜く

...よし、ヒットだ

これで相手はしばらく動けな、い


ドクン、と心臓が鳴る

自然と体が強張っていくのがわかった



『...なんで、今撃ち抜いた足が治りかけてるわけ？』

「ｸﾌｯ、ﾋﾋｯ それはなぁ、鬼だからだよ｣

「わかったかぁ？お前じゃ俺には勝てないんだよ！｣



なんて面倒くさい

怪我をしてもすぐ治るのならどれだけ攻撃しても意味がない

持久戦では圧倒的にこちらが不利だ


これは、目標変更するしかないかな

目標・目の前の敵から無事に逃げ切る

そしてその為に狙うのは...



『目だっ！！！』



ﾊﾞｧﾝ！

二つの拳銃で同時に目を狙う

いくら回復が早くても、目を潰されれば必ず隙ができる

その隙を上手く利用すれば、私の作戦は成功

そうでなければ、私の負けだ


結果は、...どちらもヒット

後は周りに気を付けつつ走れば良いだけ

それならいけ...『っ！？』


後ろに、もう一体いた！？

いつの間にっ...！

やはり野生の獣、気配の消し方は一流か



距離とる？いや、間に合わない

腕、一本捨てるか



そう思った矢先、目の前を何かが通り、敵の首が落ちた



『え、あ...』



そして次の瞬間には、目を潰した方の敵の首も落ちていた


誰？フェイタンに匹敵する、もしくはそれ以上のスピード


私の目線の先にいる男は

長髪、黒髪

左右で柄の違う服

腰に下げた刀


そして、感情のない表情が特徴的だった



「...大丈夫か｣



いきなり発せられた言葉が、一瞬誰に向けられた物なのかわからなかった









ーーーーーｷﾘﾄﾘ線ーーーーー
え、凄い

お気に入り登録がたくさん...

評価もたくさんだぁ...

hit数もめちゃ多い...

嬉しい...ただただ嬉しい...

(感動しすぎて語彙力が低下したバカ作者に代わり、お礼を言わせていただきます)

(この作品を見てくださり、本当にありがとうございます)

(これからもこの作品をよろしくお願いいたします)

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