Orange ball【青峰大輝】 (ページ7)

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６話ページ7

青峰「お、萌音も１軍だってよ」

　

　

ドキッ

　

和田「え、萌音って川口萌音！？」

青峰「そーだけど」

和田「なになにどーいう繋がり！？」

青峰「んー、バスケ仲間ってやつか？」

和田「うひゃあ、やっぱ強い人は
強い人と繋がるもんなのね」

桃井「…A、どーしたの？」

『ん！？あ、何でもないよ
少しぼーっとしてたみたい』

和田「A、こいつ川口萌音と繋がってるらしいよ」

青峰「何言ってんだよ。Aだって萌音と友達だぞ」

和田「え！？そうなの！？」

　

　

　

“友達”

　

　

私たちは友達なんだろうか

　

私はその問いに首を縦に振っていいのだろうか

　

　

わからない

わからない

わからない

　

　

　

　

『親が同じチームなんだ。ママさんバスケの』

　

　

　

これが精一杯の答えだった

　

　

和田「ほー、そうなんだ」

　

　

ちなみに私のところに連絡は来ない

なぜなら私が携帯を持っていないからだ

親にはもう買ってもいいと言われたが

私は頑なに拒否をした

不便ではあるけど

萌音ちゃんと繋がりを持つのが怖いからだ