Orange ball【青峰大輝】 (ページ6)

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５話ページ6

青峰「そういやお前…」

『えっ、何！？』

青峰「なんで櫻峰に行かなかったんだ？」

『なんでって…』

青峰「だってよ、バスケするならぜってぇ櫻峰だろ」

　

　

色んな人に言われた

だから私はいつもこうやって返すの

　

　

　

『だって女子校が嫌なんだもん。あと制服』

青峰「確かにお前セーラー似合わなそうだもんなｗ」

『うっさいｗ』

　

私が本当に行きたくなかった理由は

　

川口(かわぐち)萌音(もね)

彼女がいるからだ

　

　

　

　

桃井「あっ、まだいた！体育館行こー！」

青峰「おう」

和田「A～うちらも行こ～」

『うん』

　

そこそこ止まりの私には

そこそこの実力のところがお似合いだ

　

　

　

　

～～

和田「いやー、部長優しそうな人でよかった～」

『たしか樺山ミニの人だよね」

和田「あ、あの人か！」

　

部活も終わりゆっこと帰る支度をする

桃井「あっ、Aたちも今帰り？」

『男バスも同じ時間だったんだ』

体育館が違うから男バスの情報は全くない

和田「青峰テストどうだった～？２軍はよゆーだよなぁ？」

青峰「あ？１軍だわ」

和田「ぎょえ」

わ、さすが大輝

ざっと見ただけでも50はよゆーでいたのに

これがいわゆる

天に選ばれし才能

バスケに愛された男ってやつか

はーうらやまし

ま、私にはそもそも才能がないんで

　

＿＿＿しょうがない