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22話 ページ23

和田「やるわねアイツ」






『聞いてたの?』







和田「とーぜん」







『趣味わるーい』





 




 




 

 





ていうかていうか







 







 




『ゆっこどうしよ!』



和田「どうしよって…嫌なら断ればよかったのに」



『断ろうとしたんだけど…』



和田「はいはい」






 

 

 





 




すっと流すゆっこ




わかってる




いけないのは私









 








 







和田「まあ、行ってもいいんじゃない?」



『え!?』



和田「これも経験の1つよ
あんたは男免疫が少ないからね
そんなんじゃ青峰落とせないわよ」



『男免疫って…それにその言い方だと
田沼くんを利用するみたいな…』



和田「あのね!」









 




 





ビシッと指を突き刺される






 

 





 




『はっ、はい』





和田「元はと言えばAがはっきりと

断らなかったのがいけないのよ?」





『はい、すみません…』





和田「いい?もし田沼に告られでもしたら

絶対言いなさいよ

青峰のことが好きだって!!」





『はい、がんばりま…って!告るとかありえないよ!

ついこの間話した仲だよ!?』





和田「はーっ、わかってないわね」





『?』





和田「この世にはね、一目惚れというものが存在するのよ」





 



 





 


いやでもそれって特別かわいい子限定でしょ







 





和田「どこで何を見たかは知らないけど

何か田沼を惹きつけるものがあったのよ」







 









けして私が可愛いから、とは言わないのね


うん、知ってるけどね!







 









和田「腹くくりなさいね」




『ていうかさ、もし大輝に会ったらどうしよ!』




和田「……それはそれで面白いわね」




『えっ!ひどい!』




和田「青峰が妬くかどうか…」








 






 






大輝が私に妬く!?





それは無い……





だって大輝が好きなのは








 






 









萌音ちゃんだもん

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作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年4月23日 20時

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