14話 ページ15
しぶしぶ教室に戻る
恐る恐る席を覗くと大輝はいなかった
どっか行ったのかな
とりあえずお弁当とって急いで戻ろう
「あ、おい」
『……大輝』
もう少しってところで
ばったり出くわしてしまった
青峰「お前なぁ…オレがどんなに探したと…」
額の汗をぬぐう大輝
つーっと汗が垂れる
うっ、えろい…///
ってそうじゃなくって!!
青峰「あーもうマジ焦った」
ぽんっと私の肩に両手をついて下を向く大輝
触れられただけでときめいてしまう私は
どんだけ単純なんだろう
必死に探してくれたのかな
そう思うと少し…かなり嬉しい
『えと、あの…』
青峰「ごめん」
『え?』
青峰「正直よくわかんねぇけど多分
Aのこと傷つけたから…悪かった」
『あ、いいの…!大輝は間違えてないから…
その、私のほうこそごめんね』
青峰「おう」
これは、ちゃんと仲直りできたってことで
いいんだよね?
『あ、じゃあ私戻るね』
青峰「おう」
早く黒子くんのところ戻んなきゃ
青峰(…ん?戻るって教室逆じゃねぇか?)
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作者名:あっぷるな | 作成日時:2020年4月23日 20時