１３話 ページ14
乃理「え？A何で隠れるん？」
『ちょっと緊急事態』
ずかずかと大股でこっちに向かってくる侑
残された女の子たちの視線がとても怖い
侑「そういや先輩借り物出るいうてたな」
乃理「え？え？先輩って…」
侑「後ろに隠れてるそこのA先輩や」
乃理「え！？A宮侑と知り合いやったん！？」
侑「知り合いよりももっと深いな…」
『黙れ』
侑「おお、こっわｗ」
『ちょっと、こっち来ないでよね』
侑「なんでや。オレ何かしたん？」
『これから何されるかわからないのよ』
侑「どーゆーことや」
『ていうか侑、借り物出るって言ってたっけ』
侑「補欠や。あれだけ来い言うたんに結局アイツ来ないし…」
仲いい友達かな？
乃理「あの…2人が仲いいのはわかったから
私挟んで話すのやめてもらていいかな〜？」
『あ、ごめ…』
「赤団の生徒は1走者目から順に並んでください」
侑(先輩と写真撮るチャンス逃したわ…)
『じゃあ、行くから』
すぐにその場を離れる
乃理「も〜Aと宮侑が仲いいなんて知らんかったわ〜」
『別に隠してたわけじゃないんだけど…』
乃理「まあわざわざ言うことでもないしね〜」
「それでは前の係についていってください」
指示があり、一斉に動き出す
乃理「変なお題じゃないといいね〜」
『そうだね』
乃理「“好きな人”とかやったら真っ先に北のとこ行くんやな〜」
『乃理。ちょっと黙って』
乃理「あはは。そういいつつ顔赤くなっとるよ」
『乃理！』
こうなるからあまり言いたくなかったんだよね…！！
乃理「A１走目やんな？頑張り！」
『うん。行ってくる』
「それでは、よ〜い
どん！！！！」
ﾊﾟｧﾝ！！！
合図とともにみんなお題の入った箱へと向かう
ｶﾞｻｶﾞｻ
掴んだ紙に書かれていたのは
“異性のハチマキ”
異性…？異性って私は女子だから男子
男子のハチマキ
男子…私と仲いい男子って…
吹奏楽部？クラスの男子？
とりあえず無難に吹奏楽部の…
いや、もし敵の団だとしたら
貸してくれない可能性も
そうなると1番無難なのは
クラスの男子＿＿＿＿！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 208人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あっぷるな(プロフ) - ！！さん» ありがとうございます！毎日来てくださってるなんて…更新もっと頑張りますっ！！！！ (2022年4月19日 22時) (
レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - のんさん» ありがとうございます！！ (2022年4月19日 22時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
！！ - 好きです！！！！！続きが気になりすぎて毎日確認しに来てます！w (2022年4月18日 20時) (レス) @page23 id: 86690bee99 (このIDを非表示/違反報告)
のん - すごくおもしろいでし！ (2022年3月31日 0時) (レス) @page22 id: 7e78e362e0 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - ぱいなっぷるさん» コメントありがとうございます…！再開いたしましたので引き続き読んでくださる！(>_<) (2022年3月11日 15時) (レス) id: 18665a5742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あっぷるな | 作成日時：2021年10月12日 17時
