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第129話 ページ6

そんなこんなでやってきた吉原の団子屋。



まぁ目星はつけてたのでグッドタイミングであの男はそこにいた。



さりげなく後ろ側に座って団子を頼むと様子を伺った。



男1「……それで幾ら溜まったんだい?」


男2「へ?何が?」


どーやらちょうどこの話をしてたようで、私と銀時さんは目を合わせるとこくりと頷いた。


お互い、刀に手をかけて話を聞いた。



男1「何がって晴太が毎日持ってきた金だよ。

毎日日輪を太陽のように拝んでたんだ、一緒に茶くらい飲む金はできたんだろう?」


男の反応はない……ということはやはりか。



男1「まさかオメーさん」


男2「元々あんな野良犬が日輪に会おーだなんて無理な話だったんだよ。

それに一日一杯引っかけるのにちょうど良かったんだよ。」



……全くひどい話だね。



子供の努力を踏みにじるとはいい根性してるなぁ。



私と銀時さんはスラリと腰から刀を抜くと男の頭をドガっとぶっ叩いた。



刀とは言っても銀時さんはそもそも木刀だし、私も鞘から抜いてはいないので、気絶した程度だろう。

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作者名:Rukapyon | 作成日時:2023年1月22日 12時

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