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第128話 ページ5

「こんにちは〜元気にやってるかい、晴太くん。」


晴「あ!A姉!」



スナックお登勢の扉を開けてひょっこり顔を出すと、晴太くんは店の掃除をしていた。



「最近は表情も良くなったね。元気にやれてるようで安心したよ。」



晴「A姉も色々とありがとう!」



はいはーいと返事をして私はある場所へと向かっていた。



のだけれど……



「あらら。」




銀「あらら。じゃねーよドS女」


「ドSは余計ですね。それで何なんですか?」




すると銀時さんははぁとため息を吐くと私にピンッとデコピンをした。



銀「おめーこそ、全部わかってんだろ。」



「……全部、ですか?」



はぐらかすように答えたが彼はお見通しだったらしい。



「ま、止めてもついてくるんでしょうし勝手にしたらどうですか?」


銀「分かってんならそう言えよ。」




そう言いながら私たちが向かっているのは吉原。



まぁ彼の持っていったお金がそのまま日輪さんの元に渡っているとは考えにくい。



とはいえそれを彼に伝えるということもできないのだ。




「まぁ要するに、金じゃ解決できないってことですよね?

それに母親に会うのに金は必要ないってこと。」

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作者名:Rukapyon | 作成日時:2023年1月22日 12時

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