【銀魂】色んな人の拠り所に。5 (ページ12)

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第135話ページ12

新「Aさん、大丈夫ですか？」

「うん……大丈夫。ったた……」

私はホコリをはらいつつ、頭を抱えた。

銀「神楽！！おいしっかりしろ！！」

あいつらは……確実に宇宙海賊春雨だった。

じゃあなんでなんだ。

なんで今度は〝春雨にいるんだ〟

ここ吉原を統治している夜王鳳仙も元々は春雨で幹部を務めていた。

夜王鳳仙は、夜兎の王と呼ばれた男。

鳳仙は、夜兎の中でも一大勢力を率いていた。

あの星海坊主さんと並び称される程に。

銀「あのハゲとどうやら俺達はとんでもねー化け物に喧嘩ふっかけてちまった見てぇだな。」

神「…銀ちゃん、本当にやばいのはそいつじゃないネ。

息子がいるアル。そのハゲの……

私のバカ兄貴が。」

兄貴ってもしかして……さっき、神楽ちゃんに攻撃した人……

月「ここじゃ人目もある。とりあえず移動するぞ。」

月詠さんが立ち上がり、ふと私たちを見てそう言った。