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吉原炎上篇 ページ1

「あ、銀時さんこんにちは。」



銀「おう。今日は仕事休みか?」



昼下がりのかぶき町。私が手を振った相手は銀時さんだ。


「えぇ今日は休み取ったんで久しぶりファミレスでなにか食べようかなって。銀時さんも来ますか?」


銀「そーしてぇのも山々なんだがよ〜今月ピンチでな。」


今月ピンチと言うが果たして今月だけの話なのだろうかという気持ちを言葉に出そうとしてやめた。


ドンッ


?「おっとごめんよ。」


銀時さんにぶつかった少年はそれだけ言って通り過ぎて行ったのだけれど。


私は見てしまった。


「あの子、スリか。しかも相当なやり手の。銀時さん、追いかけま……って何やってんですか!!」


ふと隣を見るとさっきの少年の財布の中身を数えていた。


そして出てきた少年の首根っこを掴んでいたのだ。



銀「こそ泥がァ!!!!」



「…はぁ……」

第125話→



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作者名:Rukapyon | 作成日時:2023年1月22日 12時

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