第72話 ページ10
私は屋根の上に誰もいないことを確認して袴の裾を捲ると太ももの部分に皿を巻き付けた
「これなら気が付かれにくいかな。
……さて、私は狼煙が上がるまで一休み……」
屋根の上に寝転がると一息ついた
少しして狼煙が上がり戦闘をしているような音も聞こえだした
「ちょうどここの近くの庭かな……ま、7人敵がいるんだし、
土方さんと神楽ちゃんは皿をもらいに行ったはず。皿を貰えそうな場所の近くには沖田くんも行ったよね
……近藤さんと新八くんも一緒に行動してるから、単独行動は私と銀時さんだけ。
銀時さんを探すのもありかな」
でも、屋根からの偵察中だし、もうしばらく様子見だね。
そーっと屋根から下を覗くと確か南戸とか名乗ってた人と西野とかいう名前の人がいた。
北大路とかいう人と土方さんは中に入っていくのを見かけた。
外で戦ってたのは沖田くんと神楽ちゃんか。
見かけなかった敵は東城とか言うやつと桜井くん?だったけな……後は柳生家のお嬢さんと大将…
「大将と柳生のお嬢さん、四天王の中で1番強そうな東城さんは身を潜めてる可能性があるよね……
大将はあの場にいないとも言ってたしそもそも一緒にいない可能性大か……」
そうやって考えていると私の背後で攻撃を仕掛けた人の気配を感じた
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年11月24日 19時