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第96話 ページ37
沖「……Aさん、ですかィ。悪いですがしばらく1人に……」
「……悩む気持ちもわかるよ。
辛いことも分かる。
でも、抱え込みすぎも良くないよ。
もちろん�犹笋�いえたことではないけど�瓠�
沖田くんは少しだけ静かになるとまた俯いた。
「ミツバさんに言われたこと、ちゃんと護らなきゃ……でも、今だけは……全部吐き出していいよ。」
沖「っ…Aさん……」
私は沖田くんの隣に座ってそのまま頭を撫でた。
本来なら嫌がるだろうけど、今は落ち着いてくれているようだった。
私はそれを静かに聞いていた。
ドガーン
「総悟おおお！！！」
という声とバズーカー音が響いたのは私が話を聞いてから翌日のこと。
私は書類整理の手を止めて部屋から少しだけ顔を出した。
近「Aちゃん。」
「あ、近藤さん……！おはようございます。」
ちょうど近藤さんも様子を見に来ていたようで私達は少しだけ話すことにした。
近「総悟のこと、助かった。」
「あはは…大したことは全然。それに彼にはいい仲間達が沢山いますからね。」
ん？とちょっと固まったあと私の背中をバンバンと叩きながら近藤さんは言った。
近「何、Aちゃんだって同じ仲間を持ってるじゃないか。」
「……それもそうですね。」
私たちにはまたいつも通りの日常が戻ってきたようなそんな感じがした。
ミツバ篇(第84〜96話)完
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作者名：Rukapyon | 作成日時：2022年11月24日 19時
