検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,198 hit

第95話 ページ36

あの後私は事情を影で聞いていた。



チラリとだけ様子を見ると松葉杖を着きながらも屋上に行った。



外に出るとすぐに土方さんがいたので後ろに回って壁にもたれかかった。



ズイと袋を渡されたのでその中に手を突っ込んで、1枚の激辛せんべいを手に取った。



土「辛ぇ……ちきしょー辛くて涙出てきやがった。」



土方さんの声がそう響いた後、私と……銀時さんもバリッとせんべいをかじった。



銀「辛ぇ……」


「ほんと、辛いな…」



そしてそう呟いた。







──数日後




「…なるほど、ね。」




そりゃそうだろう、家族を失って直ぐに平常心に戻れるわけない。



沖田くんはミツバさんとお別れしたあとずっと部屋にこもりっぱなしだった。



近「Aちゃん、話を聞いてやってくれねーか?」



「……分かりました。でも、期待はしないでくださいね。」



私は沖田くんの部屋の襖に手をかけた。



そして、スパンっと開けた。



近「え、Aちゃ……」



「大丈夫です。しばらく入ってこないでくださいね。」




そして、襖を閉めるとその場に座った。

第96話→←第94話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年11月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。