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第92話 ページ33

私は息を潜めて聞いた。


この状況、きっと今はいる訳にはいかない


土「……外道とはいわねぇよ。

俺も似たようなもんだ。


ひでーこと腐るほどやってきた。



挙句死にかけてる時にその旦那叩き斬ろうってんだひでー話だ。」



私こそ、あって少ししか経っていないのにろくに挨拶も行かず……私だってそうなのかもしれないな。


蔵「同じ穴のムジナというやつですな。


鬼の副長とはよく言ったものです。


あなたとは気が合いそうだ。


……総長さんは分かりませんがね。」




土「そんな大層なもんじゃねぇさ。



俺はただ……





惚れた女にゃ幸せになって欲しいだけだ。」





それが土方さんの本音、か。



私はそれを聞くとその場を離れようと動いた。



しかし上から銃を突きつけられる。



「……あらま」



両手を上げて少しだけ笑った。

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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年11月24日 19時

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