第77話 ページ16
柳「ふん。私は別に誰と戦おうが変わりはない。」
木刀を九兵衛さん向けると戦いを開始する
柳「情けない大将だな…怪我人と女を置いて自分だけ逃げるとは」
「情けない?私はそうは思いませんけど。」
新八くんは自分の意思でここまで来たのだ。
姉に会いたい、本当のことを聞きたい。ただそれだけだった。
……そんな人を私は情けなくは思わない。
柳「まぁ君の皿を割ってしまえば僕とは戦えなくなるからな。」
「そういえばそうですね。」
さて、どうするべきかね……
柳「さっさと負けを認めればいいんだ。」
「負けを認める……?そりゃ面白い。」
土方さんには勝ち目はないかもしれない。
ならば、ここで時間を稼ぎつつ銀時さんの方へ誘導するか。
「…土方さん、新八くんの後を追ってください。」
土方さんを逃がしながら、戦う。
柳「ただの人数合わせの女では無いようだな。」
「あっ!しまった。」
隙をつかれて、私ではなく土方さんを狙った九兵衛さん。
「土方さん!!」
柳「皿を割ってしまえば後から回復されても戦えないからな。」
土方さんに攻撃をし、土方さんは意識を失った。
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年11月24日 19時