第4話 ページ5
「ということで、討ち入りは1番隊、2番隊で行う。念の為、待機を─」
隊長らを集めた幹部会議が行われた。
討ち入り時刻は取り引きと同じ、午後10時。
会議が終わった後、私は呼び止められた。
呼び止めたのは、監察方の山崎退くんだった。
山「総長、少し休まれた方が……」
「そうしたいのも山々なんだけど……まだやること残ってて……」
まぁ確かに疲れは溜まってるし早く寝たいところ。
でも、討ち入りに参加しない訳にはいかない。
山「じゃあせめて、討ち入りまでは休んでくださいよ。」
「……うん、そうさせてもらおうかな。」
─討ち入り
「1番隊、待機OKです。」
私は1番隊と一緒に動くことになっているため、沖田くんとその先頭にいる。
沖「そろそろですかィ?」
「そうだね、出撃合図が来ると思うからみんな構えておいて。」
数分後、取り付けておいたインカムから土方さんの声が聞こえた。
土「全員、出撃していいぞ。」
「了解。1番隊、出撃っ!!」
おぉぉぉぉ!!!と言いながら、隊士達は向かっていった。
「真選組です。麻薬品の密輸により、逮捕します。神妙にお縄につきなさい。」
ここのボスであろう人に刀を突き立てると、ボスは諦めたようで手錠をすぐにかけられた。
他の隊士に引き渡すと、ちょうどあちらも終わっていたところだった。
そうして、私の長い長い任務は完了した。
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時