第36話 ページ37
神「それ、私の酢昆布アルーーー!!!!」
下から突き破ってきたのは神楽ちゃんだった。
…酢昆布?何かしたの?
そういや神楽ちゃんの好物?は酢昆布だったよね
「あっ!神楽ちゃん、それは星海坊主さんの髪の毛!!」
幻覚が見えたのか星海坊主さんの髪の毛を引きちぎってモサモサの食べ始める神楽ちゃん。
無残にも髪の毛が半分だけになってる星海坊主さん。
「……ん?来る!」
私達は命の危機を感じていた。
咄嗟に目をつぶってしゃがんだ
が、一向に衝撃がこなかった。
爆風が抜けて顔を上げると私達は目を丸くした。
星「クッ俺にも焼きが回ったもんだ。他人かばってくたばるなんてな……」
「星海坊主さん!」
新「坊主さん!」
意識を失った星海坊主の所に急いで駆け寄った
───
「……これで大丈夫ですよ。数日は激しく動かないでくださいね。」
星「気にしなくてもこんなかすり傷夜兎にとっちゃ大した事もねぇーさ」
消毒をして包帯を軽くは巻いたが、さすが夜兎って感じで怪我も少なかった。
「私はやることもありますしそろそろ失礼しますね。」
星「あぁ…総長さん。
神楽と……これからも友達でいてやってくれ。
君みたいに真っ向から夜兎に向かってきて止めてくれるようなやつそうそういない。」
「……別に…言われなくともそうしますよ。
神楽ちゃんと友達でいさせて欲しいのは私の方ですから。……それでは」
星海坊主さんと別れると入れ替わるように銀時さんが話しかけに行っていた。
「神楽ちゃん。」
神「っ……Aぃ〜〜〜」
ヒックヒックと泣きじゃくる神楽ちゃんの頭を撫でるとそっと呟いた
「ごめんね、そしてこれからもよろしくね。神楽ちゃん。」
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時