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プロローグ ページ2
それは遠い遠い約束
ドラルクのお爺様である真祖がとある女性と出会った
その女性は美しい人だった
そんな彼女にある頼みをしたのだ
『君に娘が産まれたら家の孫のお嫁さんにくれないかな？』
その頼みを受け入れ長い月日が経ち
その人の息子が子供を連れて来たのだ
その子供は···なんと女の子
それを見た女性は息子達に事情を話し
孫娘を森の奥の小屋で育てる事にしたのだ
更に月日が経ち
女の子は元気に育ち
ある日、森の奥へと出掛け
遊びから帰ってきてこう話したのです
『ある男の子に言われたの
大きくなったらお嫁さんになってって』
それを聞いて女性は驚きました
そう、森で彼女はあの吸血鬼の孫に出会ってしまっていたのです
そして、その少女と吸血鬼達の話の始まりに過ぎなかったのです
続く
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