今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:2,434 hit
小|中|大
沙月の深い闇 ページ29
パーティーも終えて皆帰ってから俺は部屋に篭もった
俺の部屋のタンスから昔の写真を引っ張り出した
沙月「···やっぱり、昔の俺は似合わねぇなぁ」
女の時の俺は誰よりも可愛く気がなく
男に近い俺
皆から忌み嫌われていた時
今じゃ女に戻りたいなんて思わない
この男の格好の俺が本当の自分だと言い聞かせねぇと
自分が壊れちまう気がする
沙月「彩乃···」
俺は彩乃が羨ましかった
女の格好してるお前が可愛くって羨ましかった
俺にはないモノを持っている
沙月「俺も···お前みたいな可愛い奴だったら良かったのかな?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ