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閻魔殿にて ページ4
ﾜｲﾜｲ
ｶﾞﾔｶﾞﾔ···
うわぁ〜！
鬼の人がいっぱい居る〜！
鬼灯「閻魔大王
人間の方を連れてきましたよ」
「え？
君、亡者じゃないのかい？」
で、デケェ···!!
空魅「ねぇ！
どうやったらそんな大きくなれるの!?
教えて教えて！」
閻魔「えぇ!?
いや、ワシ普通に過ごしてたらこんなに大きくなったんだけど···」
鬼灯「閻魔大王は日々自堕落な生活をしてるから自然と肥えたんでしょ？」
閻魔「鬼灯君！
一言余計だよ!!」
周りを良く見ると···
色んな鬼がいるんだなぁ〜
閻魔「んで、君は亡者じゃないのにどうやってここに来たの？」
空魅「えっと···
落とし穴に落っこちて変な場所に出てそしたら···
ここに出た以上！」
閻魔「あ〜···
稀にあるんだよね〜
落とし穴から地獄流れに遭っちゃう子
あの穴に落ちたら戻れないんだよ？」
えぇ!?
帰れないと!?
空魅「そ、そんなァ〜···！」
閻魔「でも···このまま野放しにするのも可哀想だし···
そうだ！
君、ここで暮らすのはどうかな？」
えっ!?
空魅「いいの!?」
閻魔「勿論だよ
代わりにこの建物の雑用とかの手伝いをしてくれないかい？」
雑用？
空魅「うん！
いいよ！」
閻魔「んじゃ決まりだね
部屋は···確かに鬼灯君の隣に空き部屋があったよね？
そこを使いなよ」
空魅「ありがとう！」
閻魔「あ、そう言えば名前はなんだったかな？」
空魅「僕？
僕は空魅だよ」
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