4話 二人は桜の中で舞う ページ6
皆は食事を終えて風呂に入った後
皆はすぐに寝た
俺は夢想と一緒に外を眺めている
庭に咲く多くの桜が月に照らされて夜の中を舞う
夢月「久々に···踊ろうか···」
夢想「あぁ···♪」
俺は黒い狐の面を被る
夢想は白い狐の面を被る
互いに色違いの扇子を持つ
俺が蒼い桜の扇子
夢想が紅い桜の扇子
桜が舞う中を俺と夢想が舞う
それはまるで桜達が俺達の動きに合わせて舞い散る
すると誰かの気配に気付き
その方向を見るとそこにはサソリとデイダラがいた
夢月「起こしちゃったか?」
サソリ「別に···お前らが外で舞ってるのが見えたからきたんだ···」
夢月「そうか♪夢想、俺が演奏するからお前が舞え♪」
夢想「分かった···♪」
俺は部屋から横笛を持って来て笛を吹く
すると夢想はゆっくりと扇子を広げて踊りを舞う
笛の音に合わせて夢想は足を動かす
その姿はまるで芸術その物だった
桜が夢想の動きに合わせて舞い散る
扇子を少し振ると桜が扇子の風に煽られ舞い上がる
デイダラとサソリはそんな姿に魅入られていた
やがて笛を止めると同時に夢想は綺麗に止まる
デイダラ「···(これは···芸術だ···)」
夢月「どうだった?」
サソリ「お前ら、いつもしてるのか?」
夢月「いや?たまにだぞ?」
サソリ「ほぉ···お前らなかなかの上玉だからな···いつか俺のコレクションに加えてやる」
夢月「さらっと怖い事を」
夢想「お〜い、そろそろ寝ようぜ♪」
夢月「そうだな♪」
俺達は部屋に戻って寝る
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作者名:夢猫丸 | 作成日時:2017年3月28日 0時