14話 手当て ページ16
{夢想side}
夢月達が釣りに出てから三時間が経った
釣りに行くだけでこんなにかかるか?
そんな事を考えてるとドアが開く音がした
夢想「やっと帰ってきたか?」
帰ってきたアイツらを見ると夢月が腕から血を流しながら飛段に背負われていた
夢想「夢月!?どうしたんだよ!!その怪我!?」
飛段「この馬鹿、俺を助けようとして鮫に噛まれたんだよ」
夢想「無鉄砲にも程があるだろ!?」
俺は急いで夢月を部屋に運び手当てをする
血が出過ぎて貧血状態だ
夢想「おい!お前らの中に血液型がB型の奴はいねぇか!?」
デイダラ「俺達の中でか?」
夢想「そうだ!夢月が出血多量でヤバい!B型の奴は血を分けてくれ!」
飛段「俺B型だぜ」
ゼツ「俺もB型だ···」
夢想「悪いがお前らの血を分けてもらうぞ!」
俺は急いで二人の血を夢月に流した
夢想「顔色が良くなってきた···良かった〜···」
飛段「つーかさぁ俺達の血を注いで平気か?俺は不死身だしゼツの野郎は色んな壁やらを通り抜けちまうんだぜ?」
夢想「分かんないよ···この後、夢月にどんな変化が出るのかさえも分からない···でも···失いたくなかったんだ···」
これで良いんだ···これで···
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作者名:夢猫丸 | 作成日時:2017年3月28日 0時