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迫り来る危険 ページ11
土方「っ!!
さっきの奴か!?」
土方は構えると
ﾄﾞｺﾞｫﾝｯ!!
ドアが木っ端微塵に粉砕されて現れたのは···
さっきの大男
「逃げれると思うなよ
弱小のハンターよ」
土方はさっきの爆風に巻き込まれて壁に当たり気を失ってしまった
望愛「土方さん！
大丈夫!?
ねぇ！」
望愛が土方を揺するが気を失ってしまい反応しない
ｶﾞｼｯ！
望愛「あっ!!」
大男は望愛の腕を掴み上げ望愛の体は宙吊り状態になり腕の自由を奪われてしまった
望愛「何するの？
ねぇ、下ろしてよ！」
望愛が下ろしてと言うものの男はその言葉を無視するかのように望愛を部屋に置かれてたテーブルに押し倒した
望愛「キャッ!!」
「···大人しくするのだ
そうすれば痛みはなく···快楽へと変わる」
望愛の首に顔を埋め
望愛の首筋に噛み付こうとすると!!
ｼﾞｬｷﾝｯ！
「んっ？」
「···その娘を離せ···」
壊れたドアの方から帽子を被り黒いマントを羽織った男がそこに立っていた
「貴様···ダンピールだな？」
男は望愛から離れると帽子の男は望愛に近付き呟く
「今の内に逃げろ···」ﾎﾞｿｯ
望愛「えっ？」
その言葉を聞いて望愛は起き上がり土方を連れて部屋から出て行った
『D、気をつけろ
こやつ、中々やりおるぞ』
部屋に谺響する声の主はDという男の左手に寄生する人面痕からであった
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