シスターの子は吸血鬼達に狙われやすい【血界戦線】 (ページ12)

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太陽を守る影ページ12

彼女に信じを言うべきか···

それとも嘘を言うしかないのか···

ザップ「お前···確か、リンだったよな？」

リン「はい、そうですが？」

ザップ「単刀直入に言うとアンタは騙されてるんだぜ？」

リン「えっ？」

レオナルド「ザップさん!!」

ザップ「うだうだ言ってねぇで本当のことを言えばいいだろ？
めんどくせェな」

リン「騙されてるってどういう意味ですか···？」

ザップ「アンタの事を雇ってる神父は違法を行ってる犯罪者なんだよ」

リン「そ、そんな···
っ！」

レオナルド「リンさん···」

リン「では···あの"献血車のお医者様"も···？」

レオナルド「献血車の医者？」

ザップ「完全にそいつもクロだな」

「そこにいるのは誰だ？」

(トスッ)

リン「あっ···(ドサッ)」

レオナルド「リンちゃん!?」

「アンタら···あの時の奴か···」

ザップ「神父の部下か？」

「アンタらに教える義理はない
さっさとここから出て行け···！」

レオナルド「もしかして···君は···
リンちゃんと一緒にいた子じゃ···!?」

「黙れ···
さっさと消えろ！」

ザップ「一旦引くぞ！
インモウ！(ガシッ!!)」

レオナルド「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「逃げたか···
だけど構わない···
リン···ゴメンね···もう少しの辛抱だから···」