25:結局は… ページ27
「これは…?」
松陽が差し出したのは緑色…にしてはくすんだような色の着物が掛けられていた。
「松葉色ですね」
ニコリと笑っていう松陽に揃ってAの後ろから覗き込んだ銀時と高杉は呆れ顔だ。
「先生!」
「松陽!」
声を揃えて何か言いたげな2人に松陽は変わらぬ笑顔で答える。
「おや、なんですか?」
松葉色の読み方はそのまま"まつばいろ"だが読み方を変えれば"しょうよういろ"となる。
「結局松陽が1番ひでぇだろ!!」
「松は長寿ですからこの色にも永遠不滅という意味があってめでたい色としても有名です」
「素敵な意味があるのですね」
「えぇ。女の子らしいのもいいですがやはり1着くらいは君の好きな色があってもいいでしょう?」
優しく語り掛ける松陽にAは顔をほころばせる。色鮮やかな着物もいいがAにはこういう色の方が落ち着く。
「おい銀時」
「んだよ」
「気づきたくねぇことに今更ながら気づいた」
「俺もだ」
すっかり2人の空間に入ってしまった松陽とAわわ半目で見ながら呟いた。
「「俺らが先生に勝てるわけがねぇ」」
「さて、日も暮れましたし夕餉にしましょうか」
そんな2人の言葉を聞いていたのかそうでないのか呑気な声で松陽が提案する。
「そうだな」
「腹減ったしな…」
松下村塾のそんなある日の出来事。
ー
ーー
短くてすみません
というか書いてて自分も最後わけわかめだった
こういう村塾組のお話書いてると色々くるものがありますね…
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茉莉(プロフ) - 宇治さん» めちゃくちゃ返信遅くてすみません!宇治さん、ありがとうございます!! (2019年5月5日 22時) (レス) id: 51e720f33e (このIDを非表示/違反報告)
宇治(プロフ) - こんばんは、宇治です。女の子要素無しの夢主、良いじゃないですか…!!好きです。とても。更新頑張ってくださいね!応援してます! (2019年4月15日 0時) (レス) id: c046a70699 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 赤蛮奇さん» ですよね!幼少期はみんな可愛いですけど高杉の可愛さは異常…!ありがとうございます (2019年4月4日 12時) (レス) id: 51e720f33e (このIDを非表示/違反報告)
赤蛮奇 - 幼少期高杉ヤバイですよね!アレはもう犯罪級ですよね!更新頑張ってください楽しみにしてます! (2019年4月3日 2時) (レス) id: 2a668a49bb (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - (о´∀`о)さん» ありがとうございます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: 51e720f33e (このIDを非表示/違反報告)
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