＃�将� ページ15
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「 グリフィンドールの華麗な勝利に乾杯！！ 」
今日の試合で勝利を勝ち取ったことで夕食の時間はまるで宴のように盛り上がって。
それは談話室に戻っても収まることはなく、リリーと寮に戻った時には各自持ち寄ったお菓子やらを広げてちょっとしたパーティのようなものが始まっていた。
『 あら、そういえばポッターは？
談話室に戻ってきてから姿を見ていないのだけど 』
「 トイレとかだろ、それかエバンズに褒められた幸せでも１人で噛み締めてるとか 」
『 私達が半ば強制的に言わせたようなものだったけれど、確かにとても喜んでいたものね …
とりあえず私は図書室に本を返しに行くわ。ポッターが戻ってきてもあまり騒ぎすぎないようにね 』
「 わかってるわかってる 」
そう言いながらもすぐにどんちゃん騒ぎを始めたシリウスを後目に、足早に図書室へと向かう。
リーマスが案内してくれた道順を思い出しながら中庭の前を通り過ぎようとした時、噴水の近くに見知った人物が居ることに気がついた。
『 … ポッター？ 』
「 やあ、ヤガミ。どうかしたのかい？ 」
『 図書室に用があったのだけど、貴方の姿を見かけたものだから少し気になって 』
「 はは、もしかしてあの騒ぎに参加しないなんて僕らしくないって思ってる？ 」
『 … ええ、正直に言うとね。だから余計気になったの 』
「 なに、大したことはないよ。あそこまで体を動かしたのも騒いだのも久しぶりだからね、昨日今日で少し疲れただけさ 」
「 立ち話もあれだし座ろうか 」なんてポッターに促されて2人で噴水の縁に腰を下ろす。
少しの沈黙を破るように、ファーストネームなんて他人行儀な呼び方を変えようなんて話から会話が始まって。
その後はリーマスやシリウスの案内はどうだったか、朱雀はどんな所だったのか … 聞き手に回ったポッターからの色んな質問にゆっくり答えていった。
「 Aの話は聞いていて飽きないよ。今度是非ともクィディッチで一戦交えたい所だけどね … 」
『 それは気が向いた時にね … ってジェームズ？ 』
突然感じた重みに思わず隣を見ると、余程疲れていたのかジェームズが肩に頭を乗せながら寝息を立てていて。
子供のような彼に思わず笑みをひとつ零した後、たまたまリーマスが通りかかるまで返し損ねた本を読んで過ごした。
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箱 - すてきな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月31日 20時) (
レス) @page27 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - そうだったんですね！何も知らずに言ってしまっていました、すみません！これからも頑張って下さい！ (2023年3月20日 14時) (レス) id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃかま 。(プロフ) - イジーさん» 実はジェームズがシーカーであるかチェイサーであるかは作者様のインタビューと映画で異なっているんです…なのでこの小説はインタビューに沿ってチェイサーという設定にしています！ (2023年3月10日 1時) (レス) id: c589118b68 (このIDを非表示/違反報告)
イジー - とても面白かったです！ですが、ジェームスってシーカーではありませんか？間違っていたらすみません。これからも頑張ってください！ (2023年2月18日 18時) (レス) @page14 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
ぱあたん(プロフ) - とっても面白くて思わずニヤけちゃいました…！これからも頑張ってください〜！ (2020年5月9日 12時) (レス) id: 5f3f43ce15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃかま 。 | 作成日時：2019年12月17日 22時
