32話 ページ32
魔法省が思っていたほどは学校内でAへの恐怖を煽れなかった、というのはアンブリッジにとっては想定外だった
あの日以降、フレッドとジョージを始めとする生徒たちからは遠巻きにされることもなく、徐々に前と同じような日常が戻ってきた
｢まぁでも、それも全部学校内だけの話｣
アンブリッジに見つからないようにAの部屋へやって来たハリーとロンとハーマイオニーを迎え入れて、Aが言った
｢学校内ではおかげで上手くいったけど、世間での私の評判は日に日に過激さを増してるわ｣
学校内での今の流れは想定外だったようだが、それ以外ではむしろ魔法省としては順調だ
Aへの批判の手紙は日々その数を増している
ハリーが複雑そうな表情をしたため、Aは励ますように言った
｢でもおかげで、ハリーのことも、シリウスのことも、あまり話題にはなってないでしょう｣
｢けど、僕の代わりに先生がありもしないことで新聞に書かれるのがいいとは思わない｣
はっきりと言ってのけるハリーに、Aはさらに言った
｢自己犠牲で話題になってるわけじゃないからいいの
話題になりたくてやってるの、私は｣
目立ちたがり屋だからね、と言って笑うも、やはりハリーは笑わない
｢嘘だ、先生は僕と一緒で…できれば、目立ちたくないと思ってる｣
以前より嘘が通じにくくなったなと、Aは困ったように頬に手を当てた
｢気が変わったの、それにもうすぐ落ち着くはずだから平気よ｣
｢…？どういうこと？｣
ハーマイオニーが食い気味に聞いてくるのに、Aは答えなかった
｢皆も面白いこと企んでるって聞いたわ
それと似たようなことよ｣
闇の魔術に対する防衛術の授業を自分たちでやる、という計画を立てていることは、騎士団の連絡網でAの耳にも届いていた
Aが言うと、ハリーは目を逸らす
｢怒ってない、いい試みだと思うわ
あの女にだけ見つからないようにね｣
3人ともそれを聞いて、力強く頷いた
｢先生が来るのは、やっぱり…｣
ロンが言いづらそうに切り出すのをハーマイオニーが止めるが、Aは気にしていなかった
こういう時に頼られるのは、嬉しいくらいだ
｢そうね、今は無理かもしれない
でも落ち着いた頃に顔を出すつもりでいるから、少し待ってて｣
Aが言うと、ハリーもロンも嬉しそうに笑った
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マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。ありがとうございます。ターコイズさんのボードの方に返事送ったので通知来てると思います。ボード返事待ってます！ (1月23日 7時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - マニ。さん» こんにちは〜！作品読んでくださってありがとうございます！お誘いもとっても嬉しいです。ボードあまり慣れてないのですがぜひお話させてください！ (1月23日 4時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ターコイズさん» ✉️。こんにちは！いつも作品見ています。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - くろあんさん» 返信遅くなって申し訳ございません。読んでくださってありがとうございます！受験の励みになったこと大変光栄です。今も大変な時期でしょうか…！？遠くから応援しております！頑張ってください！コメントありがとうございました。 (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - tukina0123さん» 返信遅くなって申し訳ございません。親世代から長々と読んでくださってありがとうございます！更新頑張りま〜す！！ (1月22日 5時) (レス) id: e084e939a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2021年11月20日 2時
