34話 ページ36
怒涛の150点減点からまた数日、点数の取り返しはまずまずだったがハリーらへの風当たりが弱くなった頃Aの部屋にハリーといつもの友人2人が現れた
｢A先生！大変なんです！スネイプが…｣
｢…私もあんまり細かいことは言いたくないけれどね、もしあなた達の後ろにセブルスがいたら困るでしょう？一応校内ではスネイプ先生と呼んだ方がいいと思うわ｣
その瞬間ロンがバッと後ろを振り返るがセブルスはいない
しかしそのただならぬ空気にAは首を傾げながら自分の部屋の扉を閉めた
そしてまずハリーに聞く
｢何があったのかを落ち着いて話してくれる？｣
｢賢者の石を…スネイプ先生が狙っています｣
長い友人であるAからしてみればそんな馬鹿なと笑い飛ばしたくもなるが彼らからすれば一大事なのだろう
とりあえず全ての話を聞こうと努力を向ける
｢それでスネイプ先生は賢者の石を使ってヴォルデ…あ、えっと、例のあの人を蘇らそうと企んでいるんてす｣
事態が急激に深刻になった
ハリーがロンのためにわざわざヴォルデモートを例のあの人と呼び変えてあげたがそれでもロンの顔色は良くない
Aは言葉を選びながら話し始める
｢…まず、賢者の石の存在をあなた達が知っているということがそもそもの問題よね？みんな以外で知っている生徒はいるの？｣
その問いに3人は首を振る
どうして知ったのかの方が気になったがそんなことを聞いたところで過去の話
聞いても聞かなくても今更できることは何もない
Aは次の問いに移る
｢どうしてセブルスを疑っているの？｣
｢クィレル先生が賢者の石のことで脅されているのを見ました！本当なんです…でも、いつまでもつかわからないから……｣
｢私の所へ来たのね？それと、セブルスへの疑いがどこから例のあの人に繋がったの｣
Aにとってはそこが1番の問題だった
セブルスが疑われてしまう事実は普段の行い的に考えても仕方のないことで真実は後から聞けるが、そこからヴォルデモートに繋がる意味がわからない
彼らの世代でセブルスが元々何者かを知っている人なんていないはずなのに
｢この前の罰則で、ケンタウロスに教えてもらいました…今ユニコーンの血で生き長らえている例のあの人が賢者の石を狙っていると、スネイプ先生は例のあの人のために…｣
｢A先生！スネイプ先生を止めてください！｣
ハーマイオニーも普段の落ち着きとは打って変わってAに言う
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ターコイズ(プロフ) - ミルクレープさん» むしろめちゃくちゃ怒ってんじゃねーのって思いますよね (2018年10月20日 14時) (
レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ - 確かに普段凄い形相でおこる人が静かだったら怖いねww (2018年10月16日 23時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - にくまんさん» コメントありがとうございます。4日ってかなりハイペースですね。お疲れ様です。私もシリウスとの再開楽しみです！まだ全然考えていないのですが…。 (2017年12月6日 1時) (レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - チョコさん» コメントありがとうございます！子世代も長くなりますがよろしくお願いします。 (2017年12月6日 1時) (レス) id: 1341dc0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん(プロフ) - ここ４日ぐらいで、最初から読み進めました！シリウスとの再開がたのしみです！ (2017年11月14日 13時) (レス) id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Namida/
作成日時：2017年4月4日 12時
