【歌い手】嘘つきな歌い手��

嘘つき１０３ ページ3

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まふまふside


そらるさんに叩き起されて、のそりと起き上がる。


そ「おお。まふまふ。おはよ。」


そらるさんが僕を起こすなんて珍しいなー。

いつも逆の立場なのに。


なんてぼーっとしていると、

ぺちっ

と頬を叩かれた。



そ「おら。シャッキリしろー。

死音はもう起きてるぞー。」



ふんっっ？！！？！？！！？！？


『死音』


そのキーワードに物凄く反応する僕←



ま『さぁて、優雅に紅茶でも飲もうかな。』


そう言って、裸足でベッドから降りる。



裸足だから、��ぺちぺち��と部屋内を歩き回る。


あ「あ、まふくん！ちょうどよかった！

この布団たためないんだけd」

ま『おっと。僕靴下忘れたみたい！

バイバイ！』


変な理由を付けて、あるふぁきゅんさんのSOSを回避する←


あ「わー。まふくんいじわるー(棒)」


...( ˙-˙ )←


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みんな一斉にぞろぞろと食堂に入ると、

そこにいると思ってた死音さんはいなくて、

代わりに焦った様子のスタッフさん達がいた。


ま『どうしたんですか？』


そう問えば、こちらに顔を向け、より一層焦り始める

スタッフさん達。


ス「じ、実は、カメラと死音さんが居なくなって！」


そう言う顔は、本当にやってしまった、

という感じで、本当なんだ、と信じ難い真実を

真実にするには充分すぎた。



近くにいるならそんなに焦らなくてもいいのに、

これは焦りすぎだ。


僕は心配になって、またまた裸足のまま、

乗降口から外に出た。



あ、おい！



皆の呼ぶ声なんて聞こえない。




ただ、不思議に思ったのは、嫌な予感がしない事。


そう。

しないのだ。



本当に危ないなら嫌な予感なんて凄く感じるのに、

全然、嫌な予感なんて...。



じゃあ、どこにいるんだ...？





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