嘘つき102 ページ2
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貴方side
貴『で...、どんなドッキリするんですか?!』
自分でも分かるくらい目を輝かせる。
カ「え、えっとー...。」
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天月side
少し寒くて、目が覚める。
脳が活動し始めた瞬間、凍えるような寒さに襲われる。
下にズレていた布団を引っ張って、
中に潜り込む。
ぴぴぴぴ...
ぴぴぴぴ...
アラームの音が、皆の寝息を掻き消した。
天『う...るさ...。』
慣れた手つきでアラームを止め、
布団の中から顔を覗かせる。
他のみんなは起きていないようで、
自分は寒すぎて寝れないし...。
何だかんだ暇だわ...。
って事で、ツ〇ツ〇でもしよう...。
そういえば
.......何かが引っかかるんだよなぁ...。
A...って...。
...
...
...
朝比奈.....
A.....。
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そらるside
下(一段目)からブツブツと聞こえてきたから、
うるせぇぞ、って意味で軽くドンッと叩いた。
それでもまだブツブツ言ってるから、
はぁ、と小さく溜息を付いて、布団に潜る。
「...朝比奈.....」
だが、下から聞こえてきたその言葉に、
目を開けざるを得なかった。
「A.......」
朝比奈って確か...、
と、スマホの電源を入れ、LINEを映す。
あぁ、死音の名前...。
でも、Aって...?
死音の下の名前...
なのか...?
そ『天月...?』
ブツブツ言っている張本人に声をかけると、
は、はひ?!
なんて、マヌケな返事が返ってくる。
そ『さっきから何ブツブツ言ってんの。
...朝比奈A...って...死音の本名...?』
天「ッッ.....?!
さ、さぁ、俺にもよく分からないですねぇ...ハハッ」
今脳裏に夢の国の王子様ネズミが頭に浮かんだ( ˙꒳˙ )
...じゃなくて...、
どう考えても焦っているようで、
嘘ついてるなってバレバレで...。
でも、今は蒸し返すつもりなんて無いし、
何しろこの話を出来るのは死音がいない時にするものなのに、
今話している理由は、死音がいない事。
先に起きて死音の寝顔でも見ようとしてた俺はがっかり。
あーあ。
見たかった( ˙-˙ )
さぁて、いい匂いのする食堂へと行きますか。。
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冬花(とうか)(プロフ) - ゆきさん» YouTuberのほうも楽しみですニヤニヤ (2017年2月25日 0時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 冬花(とうか)さん» ご心配ありがとうございます!もうだいぶ良くはなってきたので、これから更新頑張りたいと思います!もちろんあっちも...(ニヤ→YouTuberのやつっす (2017年2月24日 17時) (レス) id: f1e976bc13 (このIDを非表示/違反報告)
冬花(とうか)(プロフ) - 手術って大丈夫ですか?更新は、ゆっくりで良いですよ! (2017年2月20日 16時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ひょーり - この作品大好きです!これからも更新待ってます!!頑張ってください(`_´)ゞ (2017年2月16日 1時) (レス) id: 75ade3291c (このIDを非表示/違反報告)
冬花(プロフ) - 天月ナイス!天月かぁいいのぅ続き楽しみ更新頑張って!!! (2017年1月29日 16時) (レス) id: c33393fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2017年1月27日 0時