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「ばかっ、！お前一人でどこいってたんだよっ、俺一人にして誰と一緒にいたの…？」
まっすーは、涙を零しながら俺の腕を掴む。
「置いていきやがってっ、最後の最後まで格好つけやがって！」
弱い力のはずが腕が痛い。
心が痛い。
「夢で出てきても、どうせすぐ消えちゃうんでしょ？俺は起きたら忘れちゃうんでしょ？」
「そんなの意味ない…お前が生きてなきゃこの世界がある意味がないんだよっ」
「ひとりにしないでよ…ばかっ、ばかっ！」
俺はまっすーを静かに抱きしめる。
誰よりも優しく暖かく、愛おしく。
『ごめん。ごめんね。でもね、まっすー。俺がいたとしてもこの世界に生きる意味なんてこれっぽっちも見つからないと思うよ。』
「…え？」
まっすーは「何言ってんの？」とでも言いたそうな顔をして俺を見上げた。
『生きる意味が見つからなくても、些細なことでいいんじゃないかな。』
「…どゆこと？」
『じゃあ、なんでまっすーはLIVEの時笑うの？』
「…楽しいから。みんなで歌うのが楽しいから。あの景色が好きだから。」
『なんで、まっすーはあの時怒ったの？ほら、祐也が記者の人に蹴られた時。』
あれはめっちゃ痛かった。
「祐也を守れなかった自分にも腹が立ったんだ。それで…」
『つまり、祐也を守るためってことでしょ？』
まっすーはコクりと頷く。
『……なんでまっすーは泣くの？』
「……」
沈黙が二人の間に流れる。
「なんでだろうね。なんでなんだろ。たくさんありすぎて分からない。何が悲しいのか分からない。」
『…それでいいんじゃない？』
きっと誰しも生きる理由なんて最初から分かっちゃいない。
でも、
『それが生きる理由でもいいんじゃない？
笑う理由とか泣く理由とか怒る理由が、生きる理由。』
「…生きる理由…」
まっすーはかみ締めるようにして呟いた。
『俺は、死んでわかったよ。生きた理由が。』
「…なんだったの？」
『…ふふ(笑)ひ･み･つ！』
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みき(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん！コメントありがとうございます(/ω＼)君ヒロ(略してみたかった)、喜んでもらえて嬉しいです！最近更新できてなかったので、今日はたくさん更新してみました(^ ^)これからも、喜んでいただけるように頑張ります(￣^￣)ゞ (2020年8月30日 18時) (
レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - るるさん» るるさん！コメントありがとうございます(^ ^)今日は、たーくさん更新しました！久しぶりなので気合いがはいりましてo(*･ﾛ･*)oこれからも、頑張るので応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2020年8月30日 18時) (レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - はじめまして！みきさん、たくさん更新してくださってありがとうございます(^-^) このお話とても気に入っていたので、とても嬉しくワクワクしながら読みました。私も続きがすごく気になります。これからも、更新楽しみにしています。 (2020年8月30日 17時) (レス) id: a56b8eaa48 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして！いつもお話読ませていただいてます！通知が来て、見てみると沢山更新されていて嬉しかったです(*^^*) 続きが気になります！更新がんばってください！ (2020年8月30日 10時) (レス) id: a8ec5ae5fd (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 彩耶さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(o´艸`) (2020年4月10日 20時) (レス) id: 67978b9144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき x他1人 | 作成日時：2020年3月28日 8時
