天女と六は ページ2
伊作「と、留三郎!大変だ!天女様だよ!!」
留三郎「はぁ!?天女様ぁ!?本物か?」
私はこくっ。と頭を縦に振った。
留三郎「学園長先生や先生方に知らせた方がいいんじゃないか?」
慌てて、止めた。
まだ、優しい人ばかりかわからないし。
あと、心の準備が!?
夏摘「ま、まって!今日は待って。あ、明日!明日行くから、今日は心の準備をさせて!」
二人とも戸惑った様子で。
伊作「わ、わかった。きょ、今日は僕達の部屋に居なよ。バレないように気をつけないとね。」
留三郎「特に、文次郎には気をつけろ!!」
えっ!?文次郎っていう人怖いの!?嫌やぁ!
*
伊作「よし!今は誰もいない!今のうちに部屋へ!」
うーん。こんなに警戒していかないと見つかるの?
やっぱり忍術学園って怖いとこ?
留三郎「こっちだ。」
夏摘「は、はい!!」
*
伊作「夕食まで時間があるよ。あ!安心して!夕食はこっそり持って来てあげるから!」
夕食…。学校のご飯、食べたことないなぁ。
美味しいのかなぁ。
留三郎「そうだ。俺は留三郎だ。君は?」
夏摘「私は、夏摘です。」
伊作「夏摘ちゃんか!年齢は?」
私は天女。年齢とか聞かれた事もなかったし、自分が何歳なのかもわからない。
夏摘「わ、わからない。私、天女って言ったでしょう?年齢とか考え事なくて。」
留三郎「そうなのか。 まぁ。先ずは学園長先生に言わないと始まらないよなぁ。」
伊作「そうだよね。」
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作者名:るい | 作成日時:2020年5月23日 0時