【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい8 (ページ39)

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イガラムの容姿に近い女性が入ってくると山盛りのフルーツを持って来た

「船長さんが起きたって？
あと30分で夕食だから待ってくれないかい？
一人で食べるより皆と食べた方がうまいからね」

貴女『えっ！！？』

ルフィ「な………！！！
おおちくわのおっさん！！生きてたのか！！？」

ゾロ「て…てめェやっぱりそんな趣味が……！？」

ビビ「違うの皆彼女はテラコッタさん
イガラムの奥さんでこの宮殿の「給仕長」なの」

「ビビ様と夫が世話んなったね
よく食べると聞いてるからね夕食までのつなぎに果物でも摘んだいてくれるかい？」

ルフィ「わかった」
バクッ！！

貴女『わぁ！！一瞬！！』

「「手品かよ！！！」」

山盛りのフルーツを一瞬で食べるルフィにゾロとサンジとフルーツを運んで来た人は驚く

ルフィ「おばちゃん俺は３日分食うぞ！！！」

「望むところだよ！給仕一筋30年若僧の胃袋なんかにゃ負けやしないから存分にお食べ！！！」

30分後、テーブルには多くの料理が並べられ次々と料理が運ばれてくる
それを物凄い速さで食べる一味
口いっぱい食べ物を入れ食べられる前に食べるルフィと張り合うようにウソップとチョッパーは口に含む

バリバリ
ルフィ「んん！！！んん！！！」

「貴品のかけらもない…！！」
「この大食堂での会食はもっと静かなものである筈…」

周りで見守っている兵達は驚き呆れている
賑やかで騒がしい食堂では楽しそうな声が響く

ゾロ「早く食え無くなっちまう…あっ！！」

ｳｿｯﾌﾟ「おいルフィ今俺の皿から取ったな！！！」

ルフィ「んが！！」

貴女『ルフィ私の分けるから取らないの』

ナミ「いいのよセナ！！あんたもしっかり食べなさい！！」

カルー「クエ！！！」

サンジ「おいおいそんなに慌てて食ったらお前」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「……！！」

ビビ「量ならあるから！」

ｳｿｯﾌﾟ「見てろルフィめ常備タバスコ星だ…おっ！！」

ルフィ「ボオオオオ！？」

ｳｿｯﾌﾟ「きったねェなてめェ！！！」

貴女『美味しい！！』

「…なんて騒々しい食卓だ…」
「見てられん……」
「下品すぎる」
「ビビ様もよく笑ってられるものだ…」

貴族の食卓ではなく海賊の宴の様に盛り上がり顰めっ面していた兵達も次々と笑いへと変わり楽しい時間へと変わった