第87話守護神 ページ32
セナとビビは大砲の中にある爆弾の時計を見ているとクロコダイルの言葉が脳に響く
＿＿＿＿＿＿＿
クハハハ……！！
あーすれば反乱は止まる…
こーすれば反乱は止まる…
見苦しくて敵わねェぜお前の理想論は
教えてやろうか…
お前にこの国は救えない
＿＿＿＿＿＿＿
カチ…カチ…
貴女『っ！！！』
サンジ「クソ！！何てこった…！！
「砲撃」を止めたのに「砲弾」が…」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「時限式！！？」
ゾロ「直径5kmの破壊力がありゃあ…
結局広場も町も助からねェぞ！！」
ナミ「……！！」
ｳｿｯﾌﾟ「どうなっちまうんだよ！！！
広場爆破の阻止なんて…始めから無理だったのか！！？」
ガン！！
セナとビビは強く大砲を殴る
貴女『ここまで探させておいて！！！っ！！
砲撃の予告をしておいて！！！』
ビビ「どこまで人を馬鹿にすれば気がすむのよ！！
どこまで嘲笑えば気がすむのよ！！」
貴女『なんで……どうしてよ！！！ゔ…』
『「クロコダイル！！！！」』
どうする事も出来ず座り込んでしまったセナとビビの背後に誰かが立っている気配に気づいたセナが振り向くとペルの姿があった
貴女『ペル…さん』
ビビ「っ！！」
ペル「懐かしい場所ですね砂砂団の秘密基地…」
貴女『え…(…ペルさん？…)』
ビビ「ペル…」
ペル「……まったくあなたの破天荒な行動には毎度手を焼かされっぱなしで……」
ビビ「砲弾が時限式で今にも爆発しちゃいそうなの！！」
貴女『(何で……そんな…)』
ペル「ビビ様私は…
あなた方ネフェルタリ家に仕えられた事を」
ビビ「？」
貴女『……』
ペル「心より誇らしく思います」
バサァ…
貴女『っ！！』
ガゴン…
ビビ「！！？」
鳥の姿になると足で砲弾を掴み大砲から抜き出す
砲弾を外へと出すとペルの姿を見た一味は驚く
ペルは砲弾を掴んだまま高く…空高く雲の中へ入り姿が見えなくなった
カチ…カチ…
セナとビビは届かなくても必死に腕を伸ばす
我＿＿＿＿
アラバスタの守護神
ファルコン
王家の敵を
討ち滅ぼすものなり＿＿＿＿
ドォン！！！！！
貴女『！！！』
ビビ「！！！」
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作者名：月下花 | 作成日時：2022年12月2日 15時
