【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい11 (ページ40)

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ルフィがいる支柱の壁が破壊されると勢いよく海水が室内へと流れ始める

貴女『(海水が！！？)』

ラグト「嵐脚＂線＂！！！」

一直線の鎌風を生み出して打ち付けるとセナは吹き飛ばされ通り掛かった海軍船に激突して甲板に着く

ガダン！！ダン！！

「なっ何だ！！」

「橋の方から飛んで来たぞ！！！」

貴女『ゲホッ…ゴホッ……はぁ……はぁ…』

スタッ…
ラグト「まだ抗うか舞姫」

「ラグトさんだ！！！？」

「舞姫！！？あれが！！」

「本部から聞いた以上の人だ！！」

セナと反対側にも海軍船が通り掛かると爆音が響きルフィの足らしきものが見える
口元から流れる血を拭い取るとセナはラグトの方を見ると睨み付ける腕を少し横に伸ばす

ラグト「武器が無い今お前に何が出来る」

貴女『やるのよ…私に出来る事なら何でも』

ヒュウウ…

ラグト「？」

風が吹き始まるとセナを中心に巻き風が起こる
セナを包むように風が吹きだすと徐々に手のひらへと風が集まる

「風が……」

「何だ…何が起こるって言うんだ…」

周りにいた海兵達はその場から一歩も動けずセナの姿をジッと見つめていた

ラグト「(いったい何をしようってんだ)」

手の平に集まった風は徐々に刀の形へと変化する

貴女『＂風刀＂』

風刀を構えるとセナとラグトは同時に動くと周りにいた海兵達に狂風が襲い掛かる

ブオォォォン！！

「ぎゃあああ！！」

「なっ！！？」

「ふぎゃあ！！」

ラグト「獣厳！！」

ガギイィン！！

指銃の速さでパンチをセナに食らわすとラグトのパンチはセナの風刀で止められた

ラグト「なっ！！？」

ギイッ