【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい10 (ページ2)

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第102話SOS ページ2

コニスの案内でラブリー通りを歩いていると街の人達はセナ達を見ると離れていく

コニス「ラブリー通りはエンジェル島唯一の繁華街なんです＂島雲＂の特性を活かした作りになってますから」

「……」
「……」

コニス「……」

ｳｿｯﾌﾟ「なんか完全に避けられてねェか？俺達」

貴女『もう知れ渡っているのよ私達が犯罪者だって事が…まぁ海賊らしいかもね！！』

ルフィ「あっはっはっは
気分いいな町の真ん中がら空きだ」

サンジ「あァ天使達が皆俺を避ける…」

町を歩くセナ達の後をスカイピア警察の隊長は這い蹲りながら着いて来ていた
コニスが案内したのは船着場で多くのゴンドラがあった

コニス「＂カラス丸＂です」

貴女『かわいい』

ルフィ「はっ！！そんなバカな！！」

サンジ「カラスって……水鳥すらねェ…」

コニス「少し前までウェイバーに乗れなかった私が使ってた物でウェイバーと違ってスピードは出ませんけど風貝(ブレスダイアル)2コ搭載していますどうぞ使って下さい！」

ルフィ「いや……俺はコレよりアッチがいい…！！」

コニス「イ……イヤですか……？
ごめんなさい…ですけど…あれはレンタル船で…私借りて差し上げるお金がなくて…」

サンジ「このクソ恩知らずがァ！！
謝れ！！コニスちゃんに心から謝れ！！！この人間のクズが！！！」

ガン！！
ルフィ「ゴパ！！ゴぺ…ンバさい！！」

コニス「出口は2番ゲートです
＂神の島(アッパーヤード)＂へつながる巨大なミルキーロードへ出られるので…そこを通るだけです…」

貴女『ねぇコニス…』

コニス「は…はい…」

貴女『あなたの家を出てからずっと…震えているのはなんで？』

コニス「っ！！！
…え………そ…そう……見えますか……？」

貴女『ええ』

ルフィ「ああ何かにビビってるみてェだ」

サンジ「コニスちゃんあ〜〜〜っ！！
俺達の事心配してくれてんだろォ〜
いじらしいなァ〜〜♡も〜〜〜！！」

コニス「……」

ｳｿｯﾌﾟ「でもよ…おめェらこそ大丈夫か？
町の奴らなんてあからさまに俺達を避けてるくらいなのにお前なんか船まで貸してくれるし…道案内もしてくれて……これじゃ俺達と共犯になっちまうんじゃねェか？」

貴女『よく見たら顔色悪いよ…そんなに恐かったなら言ってくれれば私達だけでここへ来たのよ』

コニス「いえ！！
私………！！違いますよ…」

貴女『？』