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「大うそつき」と聞きセナとルフィはウソップの方を向くとウソップも驚き否定する
クリケット「「うそつきノーランド」そういう昔話がある」
貴女『っ!!』
ルフィ「…!!」
ウソップ「だから俺じゃねェって名前違うだろ」
クリケットはノーランドの子孫であると話すとセナ達は驚く
ナミ「子孫!?そしてここがあのお話の舞台なの!?」
クリケット「…じいさんのじいさんの…このまたじいさんの…俺の遠い先祖さ迷惑な話だ
奴の血なんざ俺には蚊程も通っちゃいねェだろうに
…モンブラン家は当時国を追われ肩身狭く暮らすも
人の罵倒は今も尚続く…
__だが一族の誰一人奴を憎む事はない…」
ナミ「なぜ?」
クリケット「ノーランドが類まれなる正直者だったからだ」
一味「え!!?」
クリケット「絵本にあるノーランドの最後の言い訳はこうだ
「そうだ!山のような黄金は海に沈んだんだ!!」」
貴女『……』
クリケット「アホ面そえて描いてあるが
実際は大粒の涙を流した無念の死だったという
到着した島は間違いなく自分が黄金都市と残骸を見つけたジャヤそれが幻だったとは到底思えない
…ノーランドは地殻変動による遺跡の海底沈没を主張したが誰も聞いてももはや苦し紛れの負け惜しみ
見物人が大笑いする中ノーランドは殺された」
ウソップ「じゃあ!!だからおっさんはそのモンブラン家の汚名返上の為に海底の黄金都市を探してるのか!!?」
クリケット「バカ言うんじゃねェ!!」
ドゥン!!
ウソップ「……!!」
貴女『ウソップ!?』
クリケットは銃をウソップに向けウソップの頭に当たるギリギリ上を撃ち腰を抜かして床に座るウソップ
クリケット「大昔の先祖がどんな正直者だろうがどんな偉大な探検家だろうが俺には関係あるか!!
そんなバカ野郎の血を引いてるってだけで見ず知らずの他人から罵声をあびる
貴女『っ!!』
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作者名:月下花 | 作成日時:2022年12月8日 11時