第149話 会いたかった ページ28
カシャンと刀を下に置き、私の横にこしをかけるサスケ。
ふぅとため息をつくもんだから、どうしたもんかとサスケの顔を覗き込む。
チラリと横目で私を見るサスケと目が合った。
刹那、
「わ、」
「……」
ポスンとサスケの胸にダイブ。
頭を右手で撫でながらギュッと優しく抱きしめてくれた。
…あ、いい匂い。それでいてあったかい。
サスケの足の間に私が座っている感じで、なんだか……
青春だわ。
海辺でアハハウフフやるようなカップルじゃないけど、十分イチャイチャしてる、と思う。
一定のリズムで撫でられるたびに、心臓がドクンと弾む。
少しだけ体をサスケの胸に預けると、ドキドキと心臓の鼓動が聞こえた。
私のかと思いきや、私はもう少し遅い。
…てことは、この早い鼓動はサスケの?
いや、サスケはこんなドキドキするような柄じゃない。
多分私の聞き間違えだ。
サスケのサラサラの髪の毛が私に触れるたびに、何度も顔を背けそうになるけど、そのままサスケの方に顔を埋める。
「ずっと…」
「ん?」
鼓動と共に速くなる呼吸を抑えていると、サスケが口を開いた。
次の言葉に、私は息がつまるかのような、そんな状態になる。
「会いたかった」
一瞬、ぎゅうっと抱きしめる力が強くなった。
…あぁ、聞き間違えなんかじゃない。
今、ハッキリ聞こえた。
ドキドキと、私といい勝負と言ってもいいくらいの速さ。
サスケも緊張、するんだなぁ…。
少なくとも、平常心を保ててないのは確かだった。
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猫マシュマロ2 - 今までお疲れ様でした。私はあみ様の大ファンです。早く良くなって欲しいです。今まで本当にありがとうございました。あみ様という素敵な方に出会えて楽しかったです。 (2020年9月30日 17時) (
レス) id: a09a5ea08b (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ご心配おかけしまして、申し訳ありません。続けれそうなら、できる限り戻ってくるつもりです。暖かいコメントありがとうございます！ (2016年8月15日 15時) (レス) id: 3bc9136189 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 胃炎大丈夫ですか？これからも楽しみにしてますので頑張ってください！お大事に (2016年8月9日 19時) (レス) id: 60bbee3079 (このIDを非表示/違反報告)
パクラ(プロフ) - あみさん» はい！ありがとうございます！ｍ（＿ ＿）ｍ (2016年7月9日 16時) (レス) id: 9998d5b343 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - パクラさん» いえいえ( ´ ▽ ` )ﾉ小説、頑張って下さいね！ (2016年7月3日 20時) (レス) id: 3bc9136189 (このIDを非表示/違反報告)
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