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第148話 ダーリン ページ27

キィと音を立てて開いたドアの先には、殺風景な部屋があった。
布団と言えるものもなく、イスに机という。
マジでここで暮らすんかいってくらい何もない。

オマケになんか黒いカサカサしたものがいたんだよね。隅っこの方になんかね。

「しばらくここで寝てもらうわ」

「え、いや」

「アジトから追い出されるかと思った?」

「…いえ」

女の子にそんなことはしないわと言い捨てる小南。この部屋に女の子を1人にするのはセーフなんですか。

軽く部屋をチェックした後、小南は部屋を出て行った。なにかペインに話があるらしい。

ま、まままさかっ…!

「ずっと前から好きだったわ」
「俺もだ小南」

みたいな!?
キャッかーわいー!もう小南さんったら乙女なのね!そんでペインったらいけずぅ!

……………なんか私、そろそろ殺されそうな気がする…。

ンン"ッと咳払いしてこのふざけた思考を飛ばし、柔らかい布の上に腰を下ろした。
多分ここが布団なんだと思う。

「あー…眠たい」

決して温かくはないけど、思ったよりふわふわの布団。

一息ついて少し眠ろうと思い、目をつむる。
その時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。

とろんとした目をこすりながら重たい体をしぶしぶ起こし、ノブに手をかけ、ゆっくりと開ける。

「はぁい…いぃ!?」

シャキン!と一気に目が覚めた。
そして無意識に髪を耳にかけてしまう。

「入るぞ」

「ど、どうぞ!」

先ほどの眠気も一切なく、むしろ心臓がドキドキして緊張する。

「…ずいぶんさみしい部屋だな」

「そうなんだよ…私がさみしい女だから」

「フン」

「そこは慰めて!?」

なんせ、マイダーリンが入ってきたんですから。

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猫マシュマロ2 - 今までお疲れ様でした。私はあみ様の大ファンです。早く良くなって欲しいです。今まで本当にありがとうございました。あみ様という素敵な方に出会えて楽しかったです。 (2020年9月30日 17時) (レス) id: a09a5ea08b (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ご心配おかけしまして、申し訳ありません。続けれそうなら、できる限り戻ってくるつもりです。暖かいコメントありがとうございます! (2016年8月15日 15時) (レス) id: 3bc9136189 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 胃炎大丈夫ですか?これからも楽しみにしてますので頑張ってください!お大事に (2016年8月9日 19時) (レス) id: 60bbee3079 (このIDを非表示/違反報告)
パクラ(プロフ) - あみさん» はい!ありがとうございます!m(_ _)m (2016年7月9日 16時) (レス) id: 9998d5b343 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - パクラさん» いえいえ( ´ ▽ ` )ノ小説、頑張って下さいね! (2016年7月3日 20時) (レス) id: 3bc9136189 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あみ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年2月21日 11時

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