花だけが私の救い (ページ2)

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カキツバタ・アネモネページ2

私は、生まれて何年経ったか…
小一の頃には始まっていた。

死にたくもなるような虐待を。
でもこの言葉が私を救ってくれていた。

カキツバタの花言葉。
「幸せは必ずくる」

そんな儚い思いをこの世界においていなくなった。

でも、私の意識は消える事なく違う世界へ来た。

美和「ここは？私、喋ってる！」
驚いた。でも、一番は死んだはずの自分が生きている、動ける事に驚きを隠せずにいる。

ここは……森の中。
風の音が耳の横を通り過ぎて行っていく。
サバイバルとかした事ないし、私は、これからどうしたらいいのだろう。
と、考えていると、遠くから声が聞こえて…

「帰ったら豆腐食べようよ～！」
「今日も豆腐？！」
「豆腐、少しくらい生物委員会にくれよ！」
「は？何考えてんだ！八左エ門！」
「まぁまぁ。二人とも！落ち着いて！」
「私は乱太郎になって、先に帰ってる！」
「三郎！！待ってよー！」

えっ？誰かいる！助けてもらおう。
白いアネモネの花言葉。
「真実、期待、希望」