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▷ Aside
いつものように掃除をしていた時のこと。
真 「ねぇ、アンタ。」
ん?!真澄くん?!
『どうしたの?』
私に話しかけてくるのめっちゃ珍しい...
なんなら嫌われてるとまで思ってたもんな。
真 「監督の小さい頃の話とか聞きたい。」
あー。
なるほどね。
従姉妹だから知ってるだろうってね...
私もいづみちゃんのこと大好きだからね。
もちろん。
いづみちゃんについて語り明かしてやるよ!!
『小学生くらいからなら全然いいよ!』
真 「じゃあ、それくらいの頃の監督の将来の夢は?」
『えっとね、それくらいの頃はね、
パティシエになりたい!って毎日言ってたよ!
お母さんのお手伝いして、
素敵なケーキ作るんだ〜ってね!』
真 「...可愛い。」
『だよね〜!!それでね!!』
私はいづみちゃんについて語り倒した。
そんな私の話を真澄くんは引かず、
なんなら笑顔で聞いてくれた。(メモもしてた。)
『こんなもんかな?』
真 「色々聞けてよかった。...ありがと。」
『真澄くん!応援してるからね!』
真澄くんはいづみちゃんと結ばれて欲しいんや...
真 「ありがとう。A。」
は、初めて名前で呼んでくれた...感動...
...
後日。
『真澄くん!
今日いづみちゃんカレー作るって!!』
真 「...楽しみができた。ありがとう。」
『うん!』
まぁ、いづみちゃんがカレー作ってんのは
いつもの事なんだけどね。
至 「...姫と真澄、珍しいコンビ。
あんな仲良かったっけ...?」
綴 「本当...っすね。」
てかなんで私至さんに姫って呼ばれてんの?
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作者名:咲良。 x他1人 | 作成日時:2020年11月23日 12時