無意識の幼馴染み (ページ22)

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朝田side

今日は珍しく１日バイト。

Aちゃんに会える時間いつもより長いから嬉しいなぁ、なんて思っていつもより早くに着いた。

朝田「おはようございまーす。」

店に入ると、古謝くんとAちゃんがいた。

古謝「おはよう。」

山崎「おはよ。」

古謝「あ、Aモーニングの手伝いやって。」

山崎「うん。」

古謝「淳弥も準備頼むな。」

朝田「はーい。」

準備を進めて、開店時間になったら、おっちゃん達が来る。

古謝くんも僕も、もちろんAちゃんも接客をして、昼休みを迎えた。

山崎「あ、今日は淳弥くん最後までおるんやっけ？」

朝田「うん。」

山崎「珍しい。」

朝田「珍しいと言えば、Aちゃんも今日朝早くなかった？僕結構早く来たつもりやったんやけど。」

山崎「まあたまにはね。」

朝田「病院行かへんかったん？」

山崎「あぁ、それは今日はやめた。」

朝田「そうなんや。」

Aちゃんが、病院行かへんかったなんて珍しいこともあるんやな。

僕が今聞いた時、ちょっと気まずそうな顔をしていたから、理由は聞かないことにした。
でも、気になるなぁ。

それからは、少し気まずくて、二人とも黙ったまま賄いを食べた。

午後からもいつも通りの接客。
と言ってもあまりお客さんは来ないんだけれど。