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３． ページ3
山崎side
山崎「淳弥くんがギリギリなんて珍しいやん。昨日なんかあったん？」
朝田「大学の仲間で飲み会あって、結構遅くまでいました。」
山崎「あ〜、てことは二日酔い？」
朝田「いや、僕はそこまでなってないです。今日があるって分かってたんで。」
偉いな。私やったら潰れてるな多分。
古謝「A、ゆで卵上げてや。淳弥ははよ準備せえよ。」
セットしたタイマーはまだ鳴ってないはずやのに、とタイマー見たら、とっくに鳴っていた。
古謝「今日ももうすぐお客さん来るんやからな。」
朝田「はーい。」
店を開けると、お馴染みのおっちゃん達がやってきた。
山崎「おはよう、山本さん。いつものでいい？」
「当たり前やっ、俺はここ来てそれしか食わんで！」
朝田「佐々木さん、新聞あった！」
「それそれ！全く気ぃつけや！」
おっちゃん達は朝からパワーがすごい。さっきまでの静かな空間が一気に騒がしくなる。
山崎「そうや、川原さん！ツケ溜まってるんやけど今日払ってくれへん？」
「そんなんあったっけ？俺払ったはずやで？」
山崎「払ってへんよ〜、まだ千円ぐらい残ってる！」
「そうか〜、ほんなら今日一緒に払ってまうわ。」
山崎「ありがとう〜。」
ツケの分もこんな感じで、徐々に払ってもらった。
古謝「A〜淳弥〜、料理運んで！」
山崎「はいはい〜。」
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作者名：だーちゃん。 | 作成日時：2017年9月10日 0時
