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あの後はいろいろ大変だった。
喫茶店に行き、二人のデートを覗き見してバカにしたかと思うと、
二人のもとへ行って明美ちゃんには本命の彼氏がいる、なんて言い出して..
その後映画館までついて行って、散々今井くんをバカにして..
流石に疲れた私は映画館を途中で抜けて帰った。
今日の出来事を振り返りながら帰っていると、
｢..あれ、Aちゃん？｣
声がして振り返ると、
『！理子ちゃん、！』
私は会えたのが嬉しくて走ってかけよった。
｢さんちゃん達と帰ったんじゃ..？｣
『..えへへ、いろいろあって..』
私は今日あったことをざっと理子ちゃんに話した。
｢それは..災難だったわね..｣
そう言って苦笑いする理子ちゃん。
｢..あ、そうだ！よかったら、ご飯食べていかない？..まずいかもだけど、｣
『え、いいの！？』
｢もちろんいいわよ！(目がキラキラしてる..かわいい..)｣
お友達の家でごはん..。
私は上機嫌で、理子ちゃんの家へと向かった。
すると、すっっごくかわいい女の子が、理子ちゃんの家の前で待っていた。
｢..オイ、突然だけど、アタシとタイマン張ってもらうよ｣
｢どなた..？｣
｢うっせーよ！いいから、タイマンで勝負しろっつってんだよ！！｣
なんだか怖くて、理子ちゃんの後ろに隠れていると、
｢..ごめんなさい、今日は友達も一緒だから、ちょっと..｣
｢友達？..お前....ちょうどいい、お前もアタシとタイマンしろ！！｣
『うぇ！？..え、あの、私、喧嘩とかできないです..』
ぎゅぅっと理子ちゃんの袖を握りながら、涙目でそう言った。
｢ぐッ、！！カワイイ..いや！だめだ！！いくら可愛くったって..伊藤さんは譲れねェ..！！｣
『..伊藤さん..？？』
..もしかして、
私は理子ちゃんと顔を見合わせた。
＿＿＿＿
｢..すいません、勘違いして、｣
｢いや、いいのよ！気にしないで！！｣
私は理子ちゃんの言葉にこくこくと頷いた。
｢..お二人は、好きな人とかいないんすか？？｣
｢私はいないけど..｣
そう言ってちらっと私を見る理子ちゃん。
..え、なに？？
｢Aちゃんは、さんちゃんじゃないの？｣
｢えッ、Aさん三橋さんが好きだったんすか！？｣
『どぅぇ！？何がどうなってそうなったの！？ちがう！ちがうもん！！』
｢..こんな必死なAちゃん初めてみたわ｣
｢隠さなくたっていいんすよAさん！！｣
その後なんど否定しても、信じてもらえなかった。
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りんごとミカン(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます！！続き頑張って書いてください！めっさ気になります！お願いします！！！！ (2019年2月9日 0時) (
レス) id: aed6b83019 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいております…！これからも応援しております…！ (2018年11月29日 21時) (レス) id: 8efdf1c9c8 (このIDを非表示/違反報告)
みかな - 楽しみです。続きが、気になる (2018年11月28日 17時) (レス) id: 4b97b9501b (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 三股ww面白いですね!楽しみにしてます (2018年11月25日 18時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さあにょん | 作成日時：2018年11月20日 15時
