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「えっとじゃあ〜席はどうしようかな、..あれ、ツッパリ席しか空いてないな、どうしようかな」

『??..ツッパリ席??』


私がそう聞くと、


「この学校はね、後ろ二列がツッパリってことになってるんだよ、それで申し訳ないんだけど..あの金髪パーマがいるの分かるかな??」


『..はい、一番端の席にいる方ですよね?』


「そうそうそれそれ、ほんと申し訳ないんだけど、君があの席に行かないと俺の命が危なそうだから、ごめんね〜」


『??..よく分かんないけど分かりました!』

「うんなら良かった、はいということで皆〜仲良くするように〜」


私は金髪パーマのお方がいる隣の席へと向かった。


..なんか見た目怖そうだけど..見た目で判断しちゃだめだよね!!


『..あ、あの!..よろしく、お願いします、』


出来るだけ元気に!と思ったけど、やっぱり少し怖くて、最後らへんは小さくなってしまった。


するとバンッ!!!と机を叩いて立ち上がった金髪パーマさん。

怖くてビクビクしながら見つめていると、



「..おい三橋、Aちゃん怖がってんじゃねェか..大丈夫か??俺は伊藤真司だ、よろしくな」

いい人そう..髪型すごいけど。


『うんっ、よろしく!伊藤くん!!』


すると、三橋?くんは、伊藤くんの方を向いて、


「..オイ伊藤テメェ、俺が勇気を出して言おうとしてたことを軽々しくいいやがってィ..喧嘩売ってんのかコラァ!!」

「なんでそうなんだよ..」


..少し怖そう、だけど悪い人ではなさそう。


『..三橋くんも、よろしく、ね??』


そう言って優しく微笑むと、


バタンッ!!


『!?三橋くん!??』


三橋くんはなぜか倒れてしまって、ビクビクッと痙攣してる。


「..ごめんなAちゃん、こいつちょっとアホなの」

そう呆れたように言う伊藤くん。



..なんだかよく分かんないけど、..これからの学校生活、上手くいくといいな。


..少し、いやかなり不安だけど。

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りんごとミカン(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!!続き頑張って書いてください!めっさ気になります!お願いします!!!! (2019年2月9日 0時) (レス) id: aed6b83019 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいております…!これからも応援しております…! (2018年11月29日 21時) (レス) id: 8efdf1c9c8 (このIDを非表示/違反報告)
みかな - 楽しみです。続きが、気になる (2018年11月28日 17時) (レス) id: 4b97b9501b (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 三股ww面白いですね!楽しみにしてます (2018年11月25日 18時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さあにょん | 作成日時:2018年11月20日 15時

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