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三橋side
｢..不意打ちクラァッシュ！！！｣
その決めゼリフでかっこよーく俺が登場すると、何やら伊藤がやべー感じの状態でロッカーの前に項垂れていた。
｢..おせーよ、どうせ来んなら最初っから来いや..｣
｢いやオメェが俺於いて勝手に行ったんだろ！？..まぁいい、コッチの方がかっこよくてAにモテそうだし俺得..！！｣
｢..やっぱお前サイテー｣
｢..んだよテメェ..なんなんだよ..！！｣
｢..俺か？俺はコイツの相棒だよ｣
その言葉を合図に、俺はクソ野郎共に殴りかかった。
いくら人数が多くても、この煙の中じゃ既に怪我してるコイツらより、金属バット持った俺の方が圧倒的に有利だ。
ラクショーだね。
最後は俺と伊藤でかっこよーく決めると、俺は直ぐに金属バットを放り投げ、Aを探した。
｢A！！オイA何処だ！！｣
｢..オイちょっと落ち着けよお前｢落ち着いてられっかよ！！｣
｢..ロッカーの中にいるから、京子ちゃんと一緒に｣
｢..京子さん！Aさん！大丈夫っスか..てうわッ！！｣
伊藤と言い争ってると何やら明美ちゃんの驚いたような声が聞こえて振り返ると、
｢A..ッ！！｣
Aがロッカーから倒れてきて、それを明美ちゃんが受け止めていた。
俺は急いでAの元に駆け寄りAを受け止めた。
｢..Aさん、三橋さんがきて安心したのかロッカーの中で気絶しちゃって..アタシ腕縛られてて受け止めらんなくて..すいません三橋さん、｣
そう言って申し訳なさそうに謝る京子ちゃん。
｢..いや、京子ちゃんが悪いんじゃねェよ｣
俺はAをそっと明美ちゃんに預けると、アイツらが持ってた薬に手を出した。
｢..こんなもんなァ..こうしてやんよォ！！！｣
俺は袋を開けて全部ぶちまけた。
｢..テメェ、そんなことして許されると思うなよ..ずっと追われることになるぜ｣
｢はッ逃げ足だけは誰よりも速いんだよ..｣
｢..ほんとにいいのかァ？？こんなことしてよォ｣
いつの間にか京子ちゃんに抱き締められてる伊藤はニヤケ顔でそう言う。
｢........は！！！｣
よく考えたらヤベェじゃん！！つーかよく考えなくてヤベェじゃんつか！！！..ヤクザとやった時点で俺たちヤベェじゃん！？？
..こうなったら..
｢あのォ..僕の名前は石橋です。｣
｢..は！！あ、ごめんね....吉村です｣
..取りあえず誤魔化せた。
そう思った俺はAを抱きあげると、Aの家に向かった。
..て俺Aの家知らねェじゃん！！！
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カナリア - うんこれ最高!マジで面白い！ (2018年11月21日 0時) (
レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
あずックス - 続編を希望します！面白い作品なので、これからも書いて下さい！おねしゃっす！ (2018年11月12日 17時) (レス) id: e2608e6c46 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 続編希望します！！面白すぎます！だいすきです！頑張ってください。 (2018年11月11日 20時) (レス) id: 2550c953a8 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！めちゃくちゃ面白かったので続編希望しますっっ(*´ω`*) (2018年11月11日 20時) (レス) id: 37d6895f84 (このIDを非表示/違反報告)
絵美(名前)(プロフ) - 続編希望です！お願いします。 (2018年11月11日 11時) (レス) id: 5743edc210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さあにょん | 作成日時：2018年11月2日 12時
