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まあええわ。
と言う彼女の頬が赤いからびっくりして額に手を当てる。
「……熱ある？」
『………え？』
「ほっぺ赤いで。もしかしてずっとしんどかった？」
『＿＿え、あ、』
それは、と小さな声で言う。
やから返事を待てば言葉を詰まらせているようだった。
なんでもっと早くに気付いてやれんかってん。
しんどいの辛いやろうに、くそ。
と自責の念に駆られる。
『__それ、は…あの、』
俺のことを見なくなる。そんな言い辛いんか。もしかしてただの熱やないんか。
と思って、俺をもっと信用してくれればいいのにな、って。
すると、笑わんといてくださいね。と言って彼女が言った。
『＿＿＿き、気付かんくて。トントンさんが近くやったん。…せやから、あの、急に近くにおられて、その、びっくりした…っていうか、意識した、っていうか……』
どんどん消え入りそうになってくる声にびっくりする。
ちょ、そんな可愛いこと言わんといて。
いや、もう、ほんま、こいつ。
俺も赤くなって、二人とも顔を赤くする。
『__オスマンさん、これとこれやったらどっちが好きですか？』
「あ、」
彼女に逃げられ寂しい気持ちになる。
「……」
いやいや、そんな構ってちゃんやないんやし、しっかりせな。
仕事に集中せなな。と自分に言い聞かせドレス選びを始めた。
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たい焼き - とっても面白かったです！オスマンがすっごい刺さりました！！ (3月18日 18時) (
レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - あッ好き！！！！！ (8月7日 16時) (レス) @page47 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
Saklsaki(プロフ) - こんな胸に来る作品を作って頂き有難うございます。もう泣くかと思いました。月の下り良かったですよ。神作品でした。自分もこんな作品を作れるように頑張りたいと思いました。 (2021年8月19日 17時) (レス) id: 7893269b23 (このIDを非表示/違反報告)
夏目。(プロフ) - すきです。番外編待っとります (2020年10月4日 3時) (レス) id: c6ffa1b029 (このIDを非表示/違反報告)
漢字ノートが終わらない小学生 - めっっっっっっちゃ私の性癖にこう、 『グサッ』的な感じで刺さります！！！！ (2020年8月18日 15時) (レス) id: abb7299221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年12月19日 18時
