ポートマフィアの幹部は絶賛？審神者中！【文スト 】×【刀剣乱舞】

二日連続のクエストですぜ！ ページ16

助ける…って言うのは…

｢えーっと､手入れして欲しい、って事でOK？｣

五｢あ、はい､そうなんです……｣

｢ん、りょーかい｡早いほうがいいよね、今から行ってもいいかな？｣

五｢え！？｣

｢え？｣

…………え、今の発言、変なとこあった？

｢……都合が悪かったり？｣

五｢い、いえ…その……｣

すると五虎退君は躊躇うように視線をさまよわせた後、意を決したように私を見た。

五｢…い、いいんでしょうか…こちらの都合で､こんな時間に､手入れして頂くなんて｣

……はい？

｢いやいやいや､手入れを受けるとか、君たちの権利やん。て言うか手入れしない審神者とか審神者じゃなくね？｣

業務放棄してるっつー事だよね？
それはおかしくね？

｢って訳で、手入れが必要なら、私は真昼間だろうと丑三つ時だろうと喜んで手入れするよ？｣

逆に､何時までも辛いの我慢されている方がキツイです。

そう続けながら五虎退君の頭をポンポンしてみた。

びっくりしたような五虎退君は、数拍置いた後､微笑んだ。擬音をつけるなら、ふにゃあ､って感じ。



AさんのメンタルHP！！！

違う私はショタコンでは無い！！
これ、これはもう誰でもハート射抜かれる可愛さ！！！仕方がねぇ事だ！！！



……落ち着け落ち着け落ち着け審神者。




一人悶絶している私に、声をかけたのは骨喰君。

骨｢それは､手入れは『今すぐでもいい』という事だな？｣

｢え？うん｡おまかせください｣

骨｢ならば、今すぐにやって欲しい｡…重傷が多いんだ｣

何ですと！？

｢重傷多数…ってまじか。うん、もう早く行こうさっさと行こう！｣

つまりはさ、昨日一昨日の小夜くんみたいな子が沢山いると！！

私は小夜くんに向かって、

｢小夜くん､結構人数が多いみたいだし、ちょっと数人助太刀頼んで連れてきてくれない？｣

そう頼んだ。

小｢分かった…！｣

小夜くんは離へと駆けていく。

｢あのさ、参考までに聞きたいんだけど、怪我してる子と、そのうちの重傷の子は何人ぐらい？｣

骨｢…怪我を負っているのは、俺達を含めて九人｡そのうち重傷は……四人｣


うぉ…………ほぼ、半分じゃぁないっすか…｡

｢よし行こう即行こうさっさと行こう！｣

五｢あ、あの…それが…｣

｢ん？｣

遠慮がちに五虎退君が

五｢ぼ、僕たちの兄が､も、問題で…｣

｢……えっと、兄というのは……？｣







五｢一期､一振です……｣




………マージかっ♪

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