ちょいまち ページ13
鶴丸さんと別れてから私はまっしぐらで自室に向かい、一番奥の襖を開けた。
「おーい、たっだいまーー……ぁ?」
次「ああ、おかえりー」
加「主いいい!?助けて助けてギブギブギブギブ!!!」
スパァァン!!!
そして閉めた。
音速で。
…うん、ちょっと待ってちょっと待って次郎さん♪
一体どーいう事ですの???
あ、ご説明いたしましょう。審神者が見た光景を。
なんということでしょう、次郎さんが清光に関節技をキメているのです…!
どういうこっちゃ。
…いやね、次郎さんが清光にプロレス技かましてるのは分かるんだ。だって、次郎さんの門の所での雰囲気、あ〜これぜってえ穏便に済まないヤツや…って感じだったし。
で、問題はさ……。
何で清光、さっき来たばっかの次郎さんに技キメられてんの???
んんんん????謎や……。
加「主いいい!?しめないでえいたいいたいいたいいたい!」
ボキッ!!!
しーん……
あ、
「いやいやいやいや次郎さんやめよっか!!うん、やめよっ!?」
パァァン!!!ともういっちょ襖を開けて、中を見ると気絶してる清光…に、未だ技をかけ続ける次郎さん!?
「ヘイヘイヘイどうどうどう!!!じろさんや、ちょっと止まろうか!!私闘は厳禁やでやめろくだせえ!!!」
って感じでべりっと引き剥がす。即で。
清光は安定にパスした。
て、手入れ、要りますか…!?
次「はっはっは、主、こんぐらいじゃあ足りないってもんだよ?それに、あとアタシの腕にかかるのが、そうさねぇ、三人はいるだろ?」
はい笑顔が黒いですね怖いですね!
つか後の三人て安定と江雪と宗三かな!?
向こうで清光抱えた安定が顔真っ青にしてるよやめたげて!!
「だからあれは私の独断であって清光達に非はないんだって!!」
次「そうは言ってもーー………」
「あーーー!!!聞こえん聞こえん!この話ここで終わり!しゅーりょー!」
次「だけd」
「そーだじろさんここお兄さんいるらしいで!太郎太刀さん!!」
その言葉に次郎さんは少し目をキラキラさせた。
次「何だい?此処には兄貴がいるのかい?」
「うん、そーらしい!会いに行こうぜ!?」
つーかこのままここ居たらヤバイ。第二の犠牲が出る。
小「…じゃぁ、僕がついて行くよ」
「小夜くんありがとう!!てなわけだ、行くぞじろさん!!!」
そんな感じで、私は次郎さんと共に強制的に太郎太刀さんの部屋に向かった。
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天時雨(プロフ) - 続き待ってます (2020年1月18日 19時) (レス) id: fd67faa05b (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです!ここで終わっちゃうんですか?続きが気になります (2018年11月22日 12時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 終わらないで、続きが気になるんです!!続き書いて下さいお願いします! (2018年9月22日 16時) (レス) id: af1b7d3fc5 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - か……完結?!久し振りに浮上できたら完結になって驚きました。どうか……ネタでもいいので……恵んでください(´;ω;`) (2018年5月18日 6時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
アニメラブ(プロフ) - えっ...終わりですか?急ですね。 続きが気になります>< (2017年10月22日 23時) (レス) id: 9491c8ca0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2017年1月11日 21時